観劇記のような日記のような。

 2幕「宝島」本編。その2。

 ジム危うし、という所で「げひげひ!げひげひ!」と現れたのは・・・まさか生で見れるとは思ってもいませんでした。紅鮭・・・もとい赤鮫くんO(≧▽≦)O 。(あとでパンフレット見直したらしっかり役名のとこに書いてありました^^;)いやもう、これ見れただけでも大満足ッスよ。ジムのことを忘れて赤鮫とタコはポンポコ○○合戦。余りにお下品なんでライト消されるわ「ピー」っていれられるわ・・・こういうシーンなのね。赤鮫くんは。

 幕前、ちょこちょこ出てきたトランプ騎士が、何やら輝くものを地面において去ります。と、反対側から流木(琴様)が・・・(爆)。ジムの乗った流木を引っ張りながら出てきた流木3兄弟。「なが〜れ〜ながれて〜」とちょっと切なげ。流木は仏像にも、割り箸にもなれないと嘆きつつ、でもポジティブに生きないと、と自分を慰めます。さあ、流れましょう、と前を見ると、先程トランプ騎士が置いていった光るもの。どうやらブリキのバッチのよう。近寄って手をのばすも、衣装のせいで前屈みが出来ないので届くはずもなく。そうこうしているうちに倒れてしまいます。そうなると独りでたてない流木(笑)見ていた残りの2人が手助けして起こすことに。17日の回では無事成功「今回は成功したわ」と嬉しそうな琴様(爆)。千秋楽では3人とも倒れてしまい「だ〜れか〜っ」と叫ぶと黒子が2人。あとで「なんか黒い人魚が」といわれてました。
 とりあえず、拾ったバッチを自分にあててみるも、似合わないことにがく然。で、ジムにつけて「わ−似合うわ−」と大喜びし、「さあっ!行くわよ!!」と再び流木を引きずりながら元気に舞台をはけていきます。(この流木に乗ってたジム、千秋楽に上から見てたら微動だにしてなかったんですが・・・人形じゃないよね??)

 そして紗幕が上がるとそこは海賊王ビリーの隠れ家。奪った金品と酒や料理で大騒ぎ。いくら何でもあの着ぐるみはでかすぎるのでは?と突っ込みたくなりますが、凛々しい海賊王です。横にいた、部下の女の人はかえでさん。素敵なお姉様な感じでした。ステキ。♪「海賊稼業」カンナしゃんのハリのある声が響きます。マリアさんとは質の違う声量のある歌声で、その違いが聴いていて非常に面白い。曲の合間、ジャグリングをしてみたり、大縄跳びをやってみたり。すごいなあ、このシーンに限らず、なんかみんななにかしら小技を持ってマス。
 そうして大騒ぎをしていると、海賊のひとりがジムを捕まえてきます。海賊王の隠れ家を知った以上、生かして帰すわけにはいかないと、謝るジムを無視して「始末しろ!」とビリー。うーん。今回は悪役なのですね。それにしてはちょっとキュート・・・まあまあ、2Mのカンナしゃんなら泣く子も黙るビリー様ですわ。で、それを止めたのが一味のロボット(千葉助)。まだ子供、かわいそうだとビリーに詰め寄りますが、彼に拾われ修理された身、逆らうわけにはいきません。仕方なく、「この場では酒が不味くなるから、あそこの崖の上で『バーン』と。」と言うことでビリーを納得させます。で、その崖に場面が写るわけなんですが・・・あれ?カンナしゃんこれで出番終わり?アイリスも冒頭の3銃士だけ?と、はじめて見た17日はこの時思いました。
 崖の上、「ばーん」と虚空を撃つロボット、元々ジムを撃つつもりはなかったのです。その理由はジムの胸に光るブリキのバッチ。彼(ロボット)が作られた工場の物らしい。人間に作られた以上、人間を傷つけることは出来ない、と。縄をほどいてジムに島の船着き場への道を教えます。ジムはお礼に、名前のなかったロボットに「ラッキーマン(爆)」という名前を与えます。名前を貰ったラッキーマンは大喜び、この彼が後で重要な役割を果たすとは・・・。(このロボットの声、ちゃんと複音声でダブらせてました。後ろの方で聞いている時がつかないんですが、17日に前で見てた時には気になるぐらいばっちり聞こえました、この複音声。)

 ここで今回の見せ場、さくら演じるタイガーチェリーとその仲間達のダンス。♪「南国系の音楽とともに1曲まるまる踊りっぱなし。しかもこのダンスが結構ハデに動くんです。ゾクゾクするシーンの1つでした。(曲の途中で、バンブーダンスが入るんですが、17日、さくらさんちょっと派手にミスりまして、「痛っ」て声がしっかりマイクで拾われてしまっておりました^^;千秋楽は完璧でした。素晴らしい。)このシーン、さくらと一緒に金髪のシマウマ(相方に「あれはシマウマじゃないよ、ホワイトタイガーだよ」と言われましたが、結局はシマウマだそうでス)が・・・と思ってしっかり見てみたら、アイリスでした。途中まで気付きませんでした。タイガーチェリーの衣装も凄かったデスが、このシマウマの衣装も可愛い感じで結構素敵でした。(さくらとアイリスと言うより、智佐さんと久美さんな感じでしたが^^;)
 今日は精霊にお供えをする日だそうだが、ジャングルを通過中のジムがそのお供物に手を出してしまったらしく、またもや捕まります。が、ジムがロンドンからきていること、ジャングルを素晴らしいと言ったことで「イイやつ(この時のチェリーさんのつたない感じの物言いがかなりツボでした)」と判断されたらしく、釈放された上にお供物だった果物をもらいます。ジムは代わりにブリキのパッチをあげます。「島に宝探しにきた。宝を見つけて大金持ちに。」と言うジムに、「ソレ聞いたことある」「大金持ちはみんなの役に立つのか?」とチェリー、ちょっとごまかしつつ「うん」と答えるジムに親切に「ああ行ってこお行ってそう行く、さあ行け!」と。えっ?と戸惑うジムに「早く行け!」(笑)チェリーさん、面白いです^^。「宝を見つけて大金持ちになって、みんなを幸せにするんだ」と送る野生の一団なんですが・・・なんかだまされてるよな・・・?

 次に出てきたのは赤ワニ軍団。ダンディのボスと大神、他2人(ひとりはお馴染み、のりさん)1曲歌うんですが、この時のボスの動きがなんとも。(ちょっと雨上がり決死隊の宮迫ちゃんを思い出しちゃいました^^;)近寄ってきたジムを襲おうとしますがことごごく無視され「ちょっとちょっと」と引き止める始末。「ちゃんと怖がってくれないと」という赤ワニに「こわっ」とわざとらしいジム。もっとしっかり怖がれと言う赤ワニにじゃあちょっと驚かせてよ、とかえすジム。しかし全然怖くない。「もっとこう『わーーーーーーっ!!!』って」と逆にワニを怖がらせるジム。(*≧m≦*)ププ
 お腹すいてるんだもん、と嘆く赤ワニにさっき貰った果物をあげるジム。赤ワニは代わりに持っていた赤い傘を差し出します。(あっ、藁蕊長者だ)

 ワニが去ると、急にスコールがきます。傘貰って正解だったね。と、再び現れた南海の魔女。またもやジムを嵐で吹き飛ばします。
 飛ばされた先は南海の魔女の待つドクロ岩(宝の在り処と言われる所ね)。ジムが苦戦する所にシルバー船長がようやく到着。しかし「お前はあたしに一度負けてるんだ」と余裕の南海の魔女。バシバシ雷を起こしてダメージを与えます。そして空を飛ぶ。(織姫まで飛ぶとは思いませんでした)「やはり勝てないのか」と諦めぎみのシルバー。そこでジムが「これは僕の物語、違う筋道を立ててやる」と果敢に南海の魔女に立ち向かいます。しかしなかなか通用せず。そこへまたもトランプ騎士が魔法を。ジムはオウムの言葉を思い出し、オウムを呼びます。そして現れた菊ちゃん(爆)に「僕の切り札になれ」と難解な言葉を言わせます。
 この時の言葉、一生懸命、無我夢中、勇気凛々、焼肉定食・・・って最後の怪しいんですが・・・?でもこれがしっかり通じるんです。南海の魔女、「ぐおーっ」とうなってみたり「あっ・」とふらついてみたり。最終的には、客席も巻き込んでの大連呼。はじめは魔女曰く「お前ら全然揃ってないじゃないか」と言う始末でしたが、そこへトランプ騎士とトランプ兵4人。背中にしっかり文字が書いてあって、順番にスポットが当たる。そうなるとみんなしっかり合うので魔女はドンドン苦しげに。「さあ、とどめだ」とトランプ騎士が持っていた言葉は「悪霊退散」(爆)悪霊かい^^;ともかく、これで魔女は倒されます。(千秋楽はトランプ騎士の背中に「祝千穐楽」。「一文字目は『いわい』じゃない、『しゅく』と読むんだ!」とジムの解説付き。(笑)魔女の最後の台詞も「ぐおーっ!もう終わってしまうのか−ー−ッ!!」でした。)

 さあ、これで宝の元に・・・と思っていたら、そこに現れたのは海賊王ビリーの一味。あれあれ、大ボスはカンナしゃんだったのですね。しかもどうやらシルバーとの因縁がある様子。宝物を隠したのもシルバーらしく、その宝を奪いにきたわけですね。わーい、公子と赤鮫の再来ですか^^;合流した船員達も入り交じり戦闘シーンに入ります。ビリーとシルバーはもつれあいながらハケていきます。残ったジムも持っていた傘を剣の代わりに、海賊の手下と闘いますがやはり本職には勝てないのか、防戦一方。そこへ助けにきたのがラッキーマン。さすが機械。剣の攻撃ももろともせず海賊2人を倒しますが、後ろから銃で撃たれて・・・。
 ジムの腕の中で名前を呼ばれた喜び、人のために生きれた喜びをかみしめつつ動きをとめるラッキーマン。見ていて初めは違和感があったんですが、良く考えてみるとジムは紅蘭。機械を愛する彼女がこのシーンを演じるというのは、かなりの思い入れがあったんだろうなあと気づきました。

 場面は変わり、滝のある洞窟(?)。シルバーの立つそこに滝の中からビリーが現れ最後の闘いに・・・。ビリーが、のびのびパーンチって・・・ああ、やっちゃった。(私、正直いってこれだけはできることならやって欲しくなかった。やるんだろうなあという予想はしていたし、実際やって面白いんだけど、あくまでこのネタは声優さんネタでしょう?帝都、花組、だからかけ声は役名で、をいつも協調する広井氏なのに、なんか違うんじゃないかなあと。)でこの腕はシルバーにちょん切られて「冗談だ」と着ぐるみ筋肉の中から手を出すビリー。剣をとり今度こそ正面からの対決。ううん、紅蜥蜴の時の小次郎vsドクロXを思い出しますぅ。素敵。押され気味のシルバーですが、スキをついて逆転。「物語のルールを教えてやる!悪役は必ず滅びるんだ!」とシルバー。「シルバーーーー−ッ!!」と滝へと消えていくビリー。かっこいいなあ。うんうん。

 海賊対決も終わり、シルバーと合流したジム。光のさす場所へ地図をかざし念じると宝箱が現れます。早速ふたを開けようとするジムに、「それを開ければ、君の物語は終わる。それでもイイか?」と念を押すシルバー。頷いてジムは宝箱をあけるんですが・・・、シルバーが引き止めた時点で予想はついているんですが、案の定、箱の中はからっぽ。「いままでの苦労はなんだったんだ!」と怒りと絶望に襲われるジム。しかしシルバーは「宝は君の心の中にある。」とさとす。その言葉でジムは気づきます。「今までの冒険こそが宝。」と。♪「宝島〜勇気の旗を〜」紅蘭とマリアという組み合わせは何か耳に新しい。相手がマリアなだけあって、紅蘭が凄く頑張って歌っている感じがしました。迫力もあってとてもいい歌でした。
 そして終幕。舞台両端の高い所には、死んだ(設定の)南海の魔女と海賊王ビリー。そして舞台中央に船。そして今まで出てきたキャラクターが勢ぞろい。こう見ると結構壮観です。

 1へ 2へ 3へ 4へ 5へ